参女会発足35周年記念事業
2022年7月に、当社の神輿会「善知鳥宗像参女神神輿会」が発足35周年を迎えます。それにあたり、より一層神輿文化普及と地域の発展に寄与し、また善知鳥大神のご神徳を感謝敬仰することを目的として、新たに善知鳥神社宮神輿「三之宮」として万灯神輿を製作する運びとなりました。
万灯神輿とは
万灯神輿(まんどうみこし)とは、江戸発祥の神輿で、4面に絵が描かれた四角い胴の上に弓張提灯を掲げた形状の神輿を指します。
胴の中に明かりを灯すことができ、内側から光で照らされた絵が仄かに浮かび上がる様は、他の神輿ではお目にかかれない、万灯神輿ならではの美しさと言えるでしょう。
胴に加えて、上部に並んだ提灯にも明かりが灯るため、日没後に渡御される様子は更に華やかです。
この度製作する「三之宮」は、胴部分には四面全てに、ねぶた師 竹浪比呂央 氏によってねぶた絵を描いていただきます。ねぶた文化と神輿文化の融合を図った、全国的にも非常に珍しい試みです。
また、木材の一部には、青森特産の木材である 青森ヒバ を使用いたします。青森総鎮守の神様をお乗せするに、これほどふさわしい神輿は他にありません。
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